2012年6月2日土曜日


 

 ヒトラーとマザー・テレサの行動原理は、実は同じである!


 と言ったら、あなたは驚くでしょうか?

 

 実は、同じなんです。

ヒトラーにとっては、ユダヤ人が幅をきかせることが痛みだった。
 ユダヤ人を排斥し、ドイツ人で第3帝国を作ることが快楽だった。


 マザーにとっては、人々が愛を感じずに死んでいくのが痛みだった。
 愛を受けられず、自分は必要のない人間だと思う人々の手を
握ってあげることが、快楽だったのです。

 

 フロイトによると、人の行動の根本原理は「痛みと快楽」にあると言います。

 

 赤ちゃんは生まれたとき、頭にOS(オペレーティング・システム)を
持っていますが、OSの機能は、


「痛みを避けて、快楽を得ようとする」


これしかありません。
(呼吸や内臓制御の自律的機能は別とします)


 ここに、「しくみ君」という赤ちゃんがいるとします。