ヒトラーとマザー・テレサの行動原理は、実は同じである!
と言ったら、あなたは驚くでしょうか?
実は、同じなんです。
ヒトラーにとっては、ユダヤ人が幅をきかせることが痛みだった。
ユダヤ人を排斥し、ドイツ人で第3帝国を作ることが快楽だった。
マザーにとっては、人々が愛を感じずに死んでいくのが痛みだった。
愛を受けられず、自分は必要のない人間だと思う人々の手を
握ってあげることが、快楽だったのです。
フロイトによると、人の行動の根本原理は「痛みと快楽」にあると言います。
赤ちゃんは生まれたとき、頭にOS(オペレーティング・システム)を
持っていますが、OSの機能は、
「痛みを避けて、快楽を得ようとする」
これしかありません。
(呼吸や内臓制御の自律的機能は別とします)
ここに、「しくみ君」という赤ちゃんがいるとします。